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ProNarikawa

Author:ProNarikawa
北陸・富山の
ソーシャル系 戦略コンサル
中小企業診断士・社会福祉士
 成川友仁 (なりかわ ともひと)

私が (・∀・)b デキル!こと
それは【真】【善】【美】の
三つに集約されます...

【 真の強みの発見 】
‐ 聞き取りに基づく
 事業の実態の
 可視化と言語化
【 公共善の追求 】
‐ 職能を生かした
 地域貢献の促進
【 美意識の共有 】
‐ 見立ての指南

■ 本気の仲間と本物に触れ本質を追求し、実態を直視・直言するのが身上。経営管理・社会福祉・情報通信にまたがる素養と、論理的思考と芸術的直観を兼ね備えているのが強みです。行動と感動を共にしましょう。
■ 講演・執筆・有償コンサルうけたまわります。各種コミュニティ立ち上げや新事業立案の支援・指導実績あり。士業者では上位1%に属するであろう、ブログ・ツイッター・フェイスブック各々の特徴を生かした使い分けと情報発信力に定評あります。新聞雑誌への連載・商業出版に前向きです。
■ 職能を生かした社会貢献活動(プロボノ)への関与・参画についても、個別対応案件となるためご相談ください。

━ ━ ━ ━ ━
(2012年2月1日に当ブログ開設。ただいま3,4年前にさかのぼって記事を積み増し中)


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ふるさと町民学園の開講

※ 一連の写真は〔Facebookアルバム〕にて掲載中

 富山県上市町の生涯学習事業「ふるさと町民学園」の開講式と記念講演に参加しました。上市町教育委員会主催。町民学園は、今年度で26回目となる息の長い取り組みです。

 記念講演は、上市町在住の考古学者・藤田富士夫さん(元富山市埋蔵文化財センター所長・現上市町文化財保護調査委員)が講師を務め、「江戸の荒唐本『喚起泉達録(かんきせんたつろく)』の世界 ~神代からの説話・伝承が語る越中古代史~」の演題で1時間半ほどお話しなさいました。
 ちょうど先々月、藤田さんの研究成果『喚起泉達録の世界 ―もう一つの越中旧事記(くじき)―』が雄山閣(学術専門書籍出版社)から刊行されたばかりであり、出版祝いを兼ねた拍手で始まる記念講演とあいなりました。
 一見つくり話の寄せ集めで、馬鹿馬鹿しい内容に思える江戸時代の荒唐本(こうとうぼん)が、記載事項を通じて地域住民が足元を見つめるための素材たりうるとのご指摘が印象に残りました。例えば竹取物語のかぐや姫は、科学的にはあり得ないことですが、非科学的な結末のみに囚われて読み捨てるのは賢明ではなく、日本人の世界観や自然観を反映した物語として捉えることができます。

 虚実が同居し人々の思想を反映する素材としては、昨今のインターネットの匿名掲示板(2ちゃんねる等)でまことしやかに語られる事柄であるとか、研究成果の捏造や論文の剽窃を暴くソーシャルメディア(Twitter等)の有りようであるとか、そのような事象と類比できるかもと個人的に考えました。

【講演趣旨(配布資料から抜粋)】
1.『喚起泉達録』の魅力
 江戸時代中頃に書かれた『喚起泉達録』は、内容に荒唐無稽なものを含むため、これまで“奇談集”などの扱いをうけて、ほとんど評価されてこなかった。しかし、そこに記された越中古代の説話や神話を江戸時代における「旧事記」と見ることで、作品の価値が一変する。『喚起泉達録』の魅力を、歴史的事実から見直してみたい。
2.野崎伝助と『喚起泉達録』
3.「荒唐無稽本」と評された『喚起泉達録』とその後
4.もう一つの「越中旧事記」としての再評価の視点
(1) 複数の古代史を認める立場 ⇒ 『日本書紀』は、「一書(あるふみ)に曰く、…」の記述体をとる。
(2) 江戸時代の遠野物語的な世界の展開 ⇒ 実は、どこにでもあった遠野物語の世界の記憶のテクストとして見る。
(3) 地元(越中)に残る解き語りの名篇としての見直し ⇒ 荒唐無稽であれ、伝助の創作であれ、江戸時代中期の歴史や地誌思想が反映した書物。
(4) 地域学から見る内容 ⇒ 荒唐無稽かどうかは別として、その土地で無くては語れない固有の物語性や地域性(例:俵藤太と瀬田唐橋・余呉湖と天女・広陵町の讃岐神社とかぐや姫など)。
5.『喚起泉達録』が語る内容(一部)
 四郡地名起源 新川郡,船倉神と能登神闘争の事(機柿梔社),大若子命による阿彦征伐譚(標劒・草薙劒由来譚)
6.『喚起泉達録』の風土と故郷
 武内宿祢当国へ来り地理見察ノ事 並びに藤津之事
7.おわりに

関連記事:日本海学シンポジウム
 http://pronarikawa.blog.fc2.com/blog-entry-911.html


ふるさと町民学園
 講師の藤田富士夫さん

ふるさと町民学園
 配布資料と著書『喚起泉達録の世界』

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