※ 一連の写真は
〔Facebookアルバム〕にて掲載中
第358回 朝活「500円でいいちゃ!」に参加しました。
http://asakatsutoyama.blog51.fc2.com/blog-entry-566.html 国道8号線と国道41号線の立体交差付近にある、喫茶シルバージョーとやま店の貸し会議室にて。
留学支援を手掛ける株式会社アットワールドの新規事業「
500でいいちゃ!」編集部の藪岡嘉子さんに1時間あまりお話を伺いました。
この事業は、アットワールド社が発行する季刊誌「500円でいいちゃ!」を書店などで購入することで、掲載されている各種料理(700円以上の価格のもの)を、それぞれの飲食店にて一律500円で注文することができる(3か月間限定・料理ごとに3回まで)という仕組みで成り立っています。
「いいちゃ」とは、「いいですよ」「結構です」などを意味する富山の方言です(関連:
ねまるちゃ)。まず石川県版として「500円でどや」(ドヤとはどうだの意味)を昨年創刊し、次いで新潟県版の「500円でなじら」を先月創刊、富山県版の「500円でいいちゃ」が本日創刊とあいなりました。
藪岡(やぶおか)さんの熱意とお人柄が伝わってくる、苦労話もにこにこ笑いながらお話しになる制作秘話が、かなり興味深かった。
ちなみに藪岡さんとは先日金沢市の「学生のまち市民交流館」にて、ソーシャルビジネス(社会貢献型の事業活動)でメシを食うことを目指す「ソーシャルメシCLUB」の
事例検討会で一度お会いしています。このたび、現実のメシ(ごはん)すなわち飲食店をテーマに、最前線の取り組みの一端を伺う貴重な機会となりました。
目下、料理の掲載自体は無料とのことで、飲食店にとっては、500円を上回る料理の価格の値引き分が実質的な経費となります。図らずも、これまで広告宣伝に縁の無かった地場の飲食店と新規顧客(地元住民・学生・ビジネスパーソン・観光客など)とをつなげる触媒となって、地域の活性化にも寄与しているようです。
アットワールド社の収益は、「500円で~」各誌の(書店などへの)売り上げとなりますが、費用(印刷費など)がかさむので軌道に乗るまでが大変です。いわゆる売り手・買い手・世間良しの「三方良し」の方策を模索しています。

朝活@富山の永吉隼人代表

500円でいいちゃ!編集部の藪岡嘉子さん